ちょっぴり語り部屋
札幌で頑張っている人にインタビュー♪
【第2回目】 ~凛とした素敵な女性デザイナー~
ニット小物、アクセサリーデザイン
宮平 桐さん (前編)
クールなデザインにアジアンティストを小粋にきかせたニット小物、
アクセサリーを生み出す宮平 桐さん。素敵な商品のコンセプトにはご本人の生き方も大きく反映されているようです。
【インタビュー:小原 木聖(株)アメージングアンク】
【前編】
作品とテーマ「凛」について
活動に使われている「STUDIO FORTUNE」というお名前は、どういった意味あいなのですか?
作品のブランド名とサイトのタイトルとして付けたものです。「FORTUNE」とは女神とか運命などの意味で、なんとなく惹かれたんですよね。
実は、ニットとかアクセサリーなどのもつやわらかいイメージが苦手なんです。なので、「STUDIO」ってつけておけばちょっと引き締まるし、なんでも出来るかなって(笑)。ニット、アクセサリー、小物って言うよりは、総括的なブランドイメージを考えてつけた名前なんです。
なるほど。そういえば「FORTUNE TELLING」となると「占い」という意味にもなるようですしね。
私の作品が天然石を使っているから運命とかも関係あるみたいで、最初は意味なんて調べてなかったんですけど(笑)、お客さんのほうからいろいろ「これはこういう意味があるんだよね」なんて教えてくれていました。今はアドバイスなども出来るようになって、マテリアルカードなども作ってお客様に差し上げたりもしています。
ああ、桐さんのお客様って「この石がこういう役目で…、これは。。。」など、いろいろ楽しそうにおっしゃっている方が多いですもんね。
お客様が勝手に、と言ったら変な言い方なんですけど(笑)、「アクセサリーを身に付けるとなんか元気がでそうな感じがする」とか、「個展をやっている時に桐さんの所に行って顔を見たら元気がでそうな気がする」とか言ってくれているんです。もともと、STUDIO FOTUNEのサイトにも「このサイトにきて元気になってほしい」と言うようなことを書いていたんですよね。それで、そういうイメージがついてきたようなんです。
前に桐さんの作品を拝見した時に、「凛とした」というのがテーマだとおっしゃっていましたが、これについてもいろいろ教えて頂けたらなと思います。
そもそもは、自分の目標なんです。 かわいいと褒められることだけが褒め言葉じゃなく、 かっこいい、綺麗だねって言われる女性。 特に30代になってからそれを感じてるようになって、媚びない潔さというものを意識しています。
でも、そういう女性ほど実はもろかったりとか、かわいいところとかもあるような気がして、だから私の作品は、かっこいい女性に合わせてもどこか乙女らしさがあるような、一箇所だけピンクが入っていたりというのが好きなんです。ニットにしても、黒いバックなんだけどもふわっとしたものが付いていたりとか。
また、凛々しいとかかっこいいとかいろいろな鎧を着ている女性ほど、本当は人間らしい部分も多い女性なんじゃないかなあと思うんです。私自身も、そういう女性にもなりたいし、みんなにもそういう気持ちをもって欲しいという気持ちもあります。
また、女の人って身に着けているもので変わりますよね。例えば、妄想の中でもいいから(笑)、黒いパンツスーツを着るとばりっとするような、出来る女みたいな、そういうアイテムとして私の作品をつけてくれたら、気合が入るとか、頑張れるとかだといいなあと思います。
ああ、私も同じようなことを思いますね。世の中の主流が「かわいい」のように思いますけど、実はそうじゃないものを求めている人も多いわけですしね。
女性を褒める時の褒め言葉が「かわいい」以外にもいっぱいあるんだよという感じですね。
「凛」という字は、最初は個展のタイトルをつけるのに思いついた字だったんですね。かっこいい形の漢字で、一本筋がとおってそうな潔さと私のイメージするものを全部あわせもっている漢字だなと。
その後、コンセプトを一言で表現するために「凛」を使っていってます。
作品のお話なんですけど、初めて桐さんの作品を見た時に、 ALLモード系ではないんだけど、甘甘でもなく「いいなあ」と思ったんですよね。私はチビなんで、かっこいいのが好きなんですけど、ALLモード系でくるとすごい無理があるんです。なので、桐さんのコンセプトを聞いて納得しました。
ありがとうございます。
小さい時から母が和裁をやっていて、父は公務員だったのですが趣味で民芸品や作家作品を集めていて、 家にそういったものが溢れていたんです。 そこに中国ものが好きな私がいて、今のブランドコンセプトがあると思うんですよね。自分の好きなものを集めていたら、こういう形になったというか。色あわせなんかもなんとなく合わせていたら、これとこれあうなと思った感じなんです。別にカラーの勉強をしたわけでもないし、デザインの学校に行ったわけでもないので。
ある時、今一緒に仕事しているあるデザイナーさんに会って、その方はいろいろ勉強してきた方なのでいろいろ分析してくれるんですけど、「桐さんは育った環境や見てきたものが、本物をちゃんとみてきた気がする。」と。
また、父が仕事の傍ら、作家さんの展示会を趣味で企画してたんで、いろいろな美術関係の方が身近にいたんです。それも、けっこう影響しているみたいなんですよね。
感謝するとしたら、親かなと。
ありがとうございました。後編では桐さんの人物像と活動のきっかけについて聞いてみます。
~宮平 桐 作品展~
「凛・・其の八」
10月25日~30日11:00~21:00(最終日は19:00)
■十石(TEN STONE)
札幌市中央区南3条西8丁目島屋ビル2F
TEL/FAX 011-261-6921
■主な作品取扱い店
●Vivace Selections(ヴィヴァーチェ)
札幌市中央区南1条西26丁目1-8 ニュー参道ビル1F
℡011-621-2922
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